曲線図形作成

NCGCAMは常に曲面から一定の距離を保ち、領域間を
最短距離で移動し、高速加工を可能にします。
また用途に応じ、最少工具引き上げ、完全工具引き上げ
のタイプを選択可能です。

ペンシル加工

平面加工・オフセット

モデルに対してジグザグに切削を行い、取り残し部には各Z高さで
等高線パスを適応させます。また「パスをオフセット」を使用すると、
各Z高さ毎にXYピッチをずらしながらパスを作成します。

中荒加工

コア荒取り加工

フィレット

3+2軸加工

曲線沿い加工

仮想工具径の設定により、途切れないペンシルラインを
検出します。また、ピッチによるオフセットパスも出力
可能です。傾斜部での下向き加工にも対応しています

モーフィング加工

ホルダー干渉

ツール・ツールホルダーライブラリー

加工指示書の作成。工具タイプ、加工方法、加工時間、
加工パスのビットタイプ等の入った一覧表を作成します。
用途に合った、3種類の加工指示書が選択可能です。
IGESに含まれる点データ・任意座標入力・円状曲面の
中心点から、穴あけ位置の指定が出来ます。曲面モデル
からの穴形状の検出を行うことができ、また固定サイクル
に対応したNCデータを出力することが出来ます
工具、ホッダーを独立して定義可能です。工具形状の登記及び、加工ピッチXY/Z・
回転数・送り・クーラント・残し代の切削条件の登録。ホルダーの段差は 無制限に
設定ができます。ワーク材質の選択が利用可(回転数・送り速度と連動)パス作成時
に作成した工具をダイレクトに工具データベースへ登録可能です。

オプション対応

マルチメジャー機能

等高線+走査線加工

指定角度範囲にて急勾配部には等高線、低傾斜部には走査線にて
パスの作成が出来ます。また、走査線加工のリンク時には、常に
工具が下向き、あるいは上向き加工の指定が可能です

加工指示書

■機械シュミレーション機械シュミレーションが同時5軸モジュール
に標準化されました。従来の工具アニメーションに加え、機械と工具、
ホルダーのポジションを視覚的に確認することができます。主軸と
テーブル、ベットとの干渉を防ぎます。

オプション対応

同時5軸加工定評のある3+2軸加工に加え、同時5軸加工モジュール
をラインナップしました。3軸から5軸への簡単なパスの変換、
平行切削加工、モーフィング加工、スワーフ加工などの工具への負担軽減
を実現しつつ、従来できなかった何度の高い加工を可能にしました。
■フィレットの解析機能
パート上の工具選択補助となる
最少R半径を曲率から確認することが可能です。色のオーバー
レイとマウスカーソルの先端を使った計測表示ができ、
チェックボックスにて凸または凹のみの表示が可能です。

■勾配角度解析
パート上の勾配角度を確認することが可能です。
これにより形状角度やアンダーカット部をいち早く見つけること
ができます。色のオーバーレイとマウスカーソルの先端を使った
計測表示も可能です。

■取り残し比較
曲面とストックモデルを比較し取り残しの解析
を行うことが可能です。これによりどの箇所にどれだけの取り残
し量があるか確認でき、次の加工指示への参考にもなります。
色のオーバーレイとマウスの先端を使った計測表示も可能です。
■ 正円弧のある曲面境界からの曲線
■ 作成曲線の結合、延長、ブレイク等
■ 加工ダイアログ以外での曲線の方向確認

またこの機能は3軸加工や同時5軸加工に使用する3D曲線として
役立ちます
工具径補正を含む2D加工の範囲を拡張するために、曲面
から曲線を作成する機能が追加され、パート上の選択した
曲面から曲線を簡単に作成することが可能です。
下記のような簡単な曲線作成と操作感が改善されました。
凹部すべてに指定工具Rのフィレットを自動作成。
パスのコーナー折れをなくし、高速かつ高品質な加工パス
を提供します。

高速加工早送り

ホルダーの段差は無制限。ホルダーに対してクリアランス
を設定し、パスの分割も行います
工具類の角度を固定し傾け、加工パス生成が可能。
ツールホルダーによる干渉チェックもサポートします

穴あけ加工

IGESから読み込んだ曲線やIGESに含まれる2D・3D曲線に
沿ってパスを作成します。パス作成オプションでは、
曲線上・右側・左側を選択可能です
平坦面を自動的に検出します。ツールパスすべてに、
スムージングされた円弧が作成されます
3Dモデルベースに、どこでも作成できる2D境界に対
して編集を行うことが出来ます。エアカットを最小
限に抑えることに利用出来ます。

ツールパス編集

ツールホルダー干渉チェック機能を含めて前工具
による結果に対するストックモデルが自動的に作
成されます。次工具において未切削部分の加工を
効率的に行なうことが可能です。
モデル上に描かれた領域により、ツールパス
方向を細かく制御することが出来ます。
ツールパスが流れるように作成されるので、
最速加工時によく機能します
モデルの外側からアプローチを行い切削します。
また鋭角なパスにはスムージング機能にてRを付加
しますので高い送り速度が維持されます。切り込み
長生昨日では平坦部のZ高さを認識し、その高さで
パスを付加します

ジグザグ荒取り加工